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「2021年朝ドラヒロイン世代」の若手女優を男女別・世代別タレントパワーで比較分析~清原果耶・上白石萌音・堀田真由・森七菜・桜田ひより

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「2021年朝ドラヒロイン世代」の若手女優を男女別・世代別タレントパワーで比較分析~清原果耶・上白石萌音・堀田真由・森七菜・桜田ひより

清原果耶(2020年05月度),上白石萌音(2020年05月度), 堀田真由(2020年05月度)、森七菜(2020年05月度),桜田ひより(2020年05月度),
タレント比較 / パワースコア / 2020年05月度/全体/性別

男性年代別

 

女性年代別

 

清原果耶が30代以上から高い関心を集める理由

 今後の連ドラや映画で主演を担う新世代の女優たちから、2021年度前期NHK朝ドラ『おかえりモネ』のヒロイン決定が発表された清原果耶をはじめとする5人についてタレントパワーランキング最新データ(2020年5月度調査)で男女・年代別のパワースコアを見ていきたい。清原果耶は2002年1月30日生まれ・大阪府出身。2014年に所属事務所主催の「アミューズオーディションフェス2014」でグランプリに輝き、2018年に『透明なゆりかご』(NHK総合)で連ドラ初主演。NHK朝ドラ『なつぞら』では生き別れになっていたヒロインの妹を演じた。男女別のパワースコアは男性12.2%に対して女性21.2%で、女性のほうが9ポイント高い。年代別では、雑誌『Seventeen』専属モデルもつとめていることから10~20代女性の関心が高い。しかしそれ以上に男女年代別でパワースコアが高いのは45~49歳女性の32.7%。NHKで放送されたドラマに多数出演して演技力を発揮してきたため、朝ドラ開始前の現時点で既に朝ドラのコア視聴者層とされる30代以上の支持が高い。だからこその朝ドラ主演起用という見方もできる。

 

『恋つづ』の上白石萌音は幅広い年齢層の女性が支持

 今年1~3月に放送されたドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)は、主人公たちの胸キュンな恋愛シーンがSNS上でも話題を集め、見逃し配信での再生回数が300万を突破。それまでのTBSドラマ歴代1位だった『逃げるは恥だが役に立つ』最終回を大きく上回る新記録を達成した(TBS FREE、GYAO!、TVer での合計値、TBS調べ)。このドラマで佐藤健の相手役を演じて脚光を浴びたのが上白石萌音だ。1998年1月27日生まれ・鹿児島県出身の上白石は、2011年に「東宝シンデレラオーディション」で審査員特別賞を受賞(このときのグランプリは実妹・上白石萌歌)。2014年、周防正行監督の映画『舞妓はレディ』で主演に大抜擢された。男性においては30~34歳のパワースコアが最も高いのに対し、女性では30~34歳、55~59歳、25~29歳がスコアが高かった年代トップ3で幅広い年代に支持されている。

10代後半・20代前半から注目集める堀田真由

 過去には倉科カナ・広瀬すず・新木優子・白石聖らが起用されて人気女優への登竜門CMとなっているリクルート「ゼクシィ」CMガールに今年選ばれたのは、1998年4月2日生まれ・滋賀県出身の堀田真由。清原果耶がグランプリに輝いた「アミューズオーディションフェス2014」でWOWOWドラマ賞を受賞して、清原と同じアミューズに所属。朝ドラ『わろてんか』(NHK)で葵わかなが演じたヒロインの妹を演じ、『恋はつづくよどこまでも』では上白石萌音の同僚看護師役を好演。『坂上どうぶつ王国』(フジ系)にレギュラー出演するなどテレビ番組でも活躍して素朴で明るいキャラクターが同世代女性から共感を集めており、15~19歳と20~24歳の女性のパワースコアがほかの世代と比べて群を抜いて高い。

『天気の子』で活躍した森七菜は10代前半男女の支持が高い

 2018年から清原果耶が出演していた大塚製薬「オロナミンCドリンク」のCMに今年3月から登場しているのが森七菜。2001年8月31日生まれ・大分県出身の森は、現在放送中のNHK朝ドラ『エール』にヒロインの妹役(今回のメガネっ娘ポジション)で出演中。6月23日には来年公開の映画『ライアー×ライアー』でSixTONESの松村北斗とW主演することが発表され、話題を集めた。男女ともに10~14歳のスコアが高いのが特徴で、昨年公開されて大ヒットとした新海誠監督のアニメ映画『天気の子』でヒロインの声優をつとめたことがこの年代での人気につながっているのだろう。

桜田ひよりの男性人気は浜辺美波と同じような要因

 4~5月に連ドラ(MBS・TBS系)が放送され映画版が今年公開予定の『映像研には手を出すな』(主演は乃木坂46の齋藤飛鳥)に原作ファンの人気も高い重要キャラ・百目鬼役で出演して注目を集めたのは、現在17歳の桜田ひより。2002年12月19日生まれ・千葉県出身の桜田は、6年前のドラマ『明日、ママがいない』(日テレ系)で児童養護施設で暮らす「ピア美」役を演じて芦田愛菜や鈴木梨央らと共演。2017年にドラマ『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』(MBS・TBS系)で主演するなど、中学生時代から期待を集めてきた。女性年代別では同世代にあたる16~19歳のスコアが最も高いのに対し、男性では35~39歳の支持が高い。アニメやコミックを原作とする作品への出演が多いことが男性層での人気の要因。この点は同じように30代後半男性の支持が高い浜辺美波の人気傾向にも通じる要素だ。今回は1998~2002年に生まれた5人について比較したが、年齢が近い女優であっても出演作品の傾向や活動の分野によって支持率が高い年代が異なることがよくわかる。

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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