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CMに若手女優の起用が増えている理由

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女優評論家・高倉文紀が分析する”月刊”ニッポン女優総研リポート 
女優シーンの「いまツボ」 CMに若手女優の起用が増えている理由

資生堂「TSUBAKI」CM 

三吉彩花(みよし・あやか)

1996年6月18日生まれ

埼玉県出身

アミューズ所属

 このところ、若手女優のCM起用が目立っている。『Seventeen』専属モデルとしても活躍している三吉彩花は、資生堂「TSUBAKI」の新CMシリーズに抜擢。今回のシリーズは、福山雅治と3人の女優の共演となっており、三吉以外に鈴木京香、杏が出演している。「10代代表」として起用された三吉彩花は、これまでにもCMに出演してきたが、多くの人気女優が起用されてきた「TSUBAKI」CM出演によって、一段と注目の存在に浮上するだろう。

 アサヒ飲料「六条麦茶」のCMには、朝ドラ『まれ』でヒロインの親友役を演じている門脇麦が出演中。

 大塚製薬「ポカリスエット」の新CMには、2014年公開の映画『劇場版零~ゼロ~』で主演した中条あやみが起用された。「ポカリスエットイオンウォーター」のCMには、その『劇場版零~ゼロ~』で中条と共演した森川葵が出演している。

 二宮和也が出演している江崎グリコ「ポッキー」のCMでは、映画『くちびるに歌を』でも好演した柴田杏花が「わかちあう」篇で活躍している。同じく『くちびるに歌を』に出演していた葵わかなは、LINE「ゲットリッチ」のCMに登場。キリンビバレッジ「生茶 茶葉アミノ酸」のCMでは、ドラマ『LOVE理論』(テレ東系)でヒロインを演じている清野菜名が出演中。

 フレッシュな若手女優のCM起用が増えた理由のひとつとしては、しばらく続いていた女性アイドル旋風がやや落ち着いて、女優が巻き返しを見せていることが挙げられる。しかし、これは決して、女性アイドルがパワーダウンしたわけではなく、AKB48グループをはじめとする各グループに起きている新旧交代の波の中で、女優とアイドルの若手が互いに競いあうようになり、「アイドル」「女優」の2本立て時代に突入したと言える。


 また、女優シーン内においても世代交代の時期でもあり、次世代の主演女優候補をいち早くCMに起用しておきたいという動きが活発化している。

 加えて、イケメン男性俳優の勢いもひと頃と比べると落ち着いてきて、一時は男性タレントが出演していたCMに、再び女性の若手を起用しようという流れになっている部分もありそうだ。

 これらの要因が、各企業が新商品を投入したり、人気商品のイメージを一新する戦略を展開する時期にタイミングよく合って、若手の抜擢の増加にむすびついた。

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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