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『半分、青い。』でも注目された石橋静河が、9月1日公開の映画『きみの鳥はうたえる』にヒロイン役で出演

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いますぐブレイク!候補 インタビューバージョン 石橋静河

写真/アライテツヤ

 高い叙情性で海外からも高い評価を得ている日本映画。この約20年間を振り返ると、麻生久美子・池脇千鶴・宮﨑あおい・蒼井優・杉咲花など、多くの「日本映画が似合う女優」たちがスクリーンを彩ってきた。そして、2018年、これらの女優の系譜を継ぐ、日本映画がよく似合う凛とした存在感を持つ新世代の女優として注目を集めているのが、9月1日公開の映画『きみの鳥はうたえる』でヒロインを演じた石橋静河だ。映画だけではなく、最近ではNHK朝ドラ『半分、青い。』、8月3日に放送されたドラマ『dele』(テレ朝系)第2話でも活躍した。

 父・石橋凌、母・原田美枝子という実力派俳優を両親に持ち、演技の世界には近い環境に育った石橋だったが、15歳のときに海外のバレエスクールに留学。その後、コンテンポラリーダンスに転身するが、女優として活動を始めたのは、3年前、21歳のときだった。

子供の頃は「絶対、女優にはならない」と思ってました

 

――「しずか」というお名前に「静河」という漢字を使うのは珍しいですよね。

そうですね。自分も、この字を使う同じ名前の人に会ったことはないです。兄弟が全員、「河」がついているので、私は3番目の子供だから、同じように「河」の字がついたのだと思います(笑)。「石」の「橋」に「河」で、名字との組み合わせで完結しているので、結婚するときにどうなるのかなって(笑)。名前の響きは、昔は好きではなかったんですけど、使われている漢字は好きなので、大事にしていきたいですね。

――子供の頃は、芸能界や女優のお仕事に興味はなかったのですか?

一番近い場所に、お芝居をやっている人たちがいましたが、自分がやってみたいと思ったことはなかったです。いろいろ考える年頃になってからは、きっと2世だとかいろいろ言われちゃうんだろうなと思って、私は絶対、女優にはならない、と考えていました。違う方向に進みたいなと思って、4歳からやっていたバレエの道を目指しました。それは演技に興味がなかったというより、この世界に先入観を持っていたのだと思います。

――演技がしたいと思うようになった、きっかけは何だったのですか?

留学中、ニューヨークに遊びに行ったときに、たまに演劇を観に行っていました。すごく感動して、「お芝居って、こんなに面白いんだ」と感じて、そこから徐々に興味が出てきました。

――実際に演技を始めてみて、どう感じましたか?

たいへんなことの連続です(笑)。台本や自分の役を理解することから、現場に慣れて、カメラに映されることに慣れること、知らないといけないことがたくさんあって、無我夢中です。だから、演技をしている最中は「楽しい」と思う瞬間は、まだあまりないです。でも、少しずつ、いろんなことが見えてきて、自分は撮影現場にいるのが好きだなと感じています。作品によって、現場の空気が全然違っていて、その物語の世界観に自分が染まっていくのが楽しいです。

――ヒロインを演じた映画『きみの鳥はうたえる』は、これまでにも多くの作品が映画化された北海道函館市出身の夭折の作家・佐藤泰志さんの小説が原作で、すべて函館で撮影されました。

東京を離れて1ヶ月近く函館にいたので、映画の撮影中は、全身どっぷりと作品につかっていました。日に日に、函館の街で撮影しているときの自分と、その日の撮影が終わってホテルに帰ってきてからの自分に差がなくなってきて。そこまで役に入り込むことができたのは、忘れられない経験になりました。函館には初めて行きましたが、時間の流れがゆっくりで東京とは違うので、着いてすぐは時差ボケみたいになりそうでした(笑)。太陽の光の感じも違っていて、心地よかったです。

――柄本佑さんや染谷将太さんという数々の日本映画作品で主演してきた2人との三角関係を描いた映画でした。

ふたりとも全然違う魅力を持っている役者さんたちですが、3人で現場に集まったときに、3人の関係性がすぐにできました。その関係性が心地よくて、3人で集まると、ずっと笑い話をしてました。それがそのまま、映画の中に映っています。

朝ドラの反響の大きさに驚きました

――その一方で、朝ドラ『半分、青い。』では、ヒロインの幼なじみの律くんがいつのまにかに結婚していた、より子さんを演じましたが、反響はどうでしたか?

朝ドラって、みなさん見ているんだなと驚きました。テレビはたくさんの人に届くので、影響力がすごいなと思いました。これからまた展開がありますが、詳しくお話できないですけど(笑)、急に役の年齢が自分より遠ざかっていくので、想像しないといけなくて、難しかったです。というところまでしか、お話できないので、楽しみにしていてください(笑)。

――朝ドラの撮影現場の感想は?

楽しかったです。私は今まで映画を中心にやらせていただいてきたので、ドラマと映画では現場のリズムも違っていて、勉強になりました。

――子供の頃は2世として見られることに葛藤があったというお話がありましたが、今はその気持ちは変化しましたか?

子供時代は、こういうふうに見られるんじゃないかなと頭の中で想像していたことで、実際には、現場に行くと誰もそんなことは気にしていないので、今は、「そうですよ、両親も役者です」と普通に言えて、あまり気にしなくなりました。自分がすべきことは、たくさんあるので、ありのままの自分でいられたらいいなと思います。

――普段の自分自身は、どういう女性だと思いますか?

落ち着いてるね、と言われることが最近、多いです。イメージではクールに見られるんですけど、実際の私は、ひょうきんな人間なので、そういう面もこれから知っていただければいいですね。自分は何が好きで何が嫌いで、今、何を感じているかということをわかっていると、自分とはこういうふうに違うんだなとか、演じる役柄を理解するときの基準になると思うので、どんどん自分を知っていきたいです。

写真/アライテツヤ

 

石橋静河(いしばし・しずか)
誕生日 1994年7月8日
出身地 東京都
所属事務所 SUPER TRAMP
所属事務所公式ツイッター https://twitter.com/s_tramp_
公式インスタグラム https://www.instagram.com/shizuka_isbs/

 

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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