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テアトル・ド・ポッシュ所属の佐藤玲

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注目!次世代女優ファイル テアトル・ド・ポッシュ所属の佐藤玲 

佐藤玲 (さとう・りょう)
1992年7月10日生まれ
東京都出身
公式サイト⇒ テアトル・ド・ポッシュ所属
ブログ⇒ オフィシャルブログ

 

 2016年注目の若手演技派女優である。ブリザード・エンターテインメント「ハースストーン」のCMで社長に会社のロビーで敬礼される新人OLを演じているほか、2016年7月クールの連ドラ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関テレ・フジ系)に鑑識官役でレギュラー出演中。2016年10月公開の映画『少女』(監督/三島有紀子)では紫織役を演じている(今月の当コラム「女優シーンのいまツボ」のコーナーを参照)。2017年公開の映画『沈黙』(監督/マーティン・スコセッシ)にも出演する

 20歳のころ、演出家の故・蜷川幸雄が主宰する「さいたまネクスト・シアター」に入団して、舞台『日の浦姫物語』で大竹しのぶの娘役に異例の大抜擢。その後、現在の事務所に応募して、所属が決まった。

 2015年6月に旭化成「サランラップ」“おやつの時間”編のCMで3色の「たぶんクマ」(サランラップ公式サイトでの呼び名)と共演して話題を集めたほか、2015年11月公開の映画『色あせてカラフル』で主演。また、次期NHK朝ドラ・ヒロインの芳根京子が初主演した『表参道高校合唱部!』(TBS系)では、堀内敬子が演じた主人公の母親の高校生時代を演じた。

 このコラムの2015年5月号の「期待のNewフェイス!名鑑」で一度、佐藤玲について書いたことがある。その後、女優として大きな成長を見せて、「今注目したい存在」に浮上したので、改めて彼女について取り上げることにした。

魅力と注目ポイント

 映画やドラマには、「トリックスター」的な登場人物があらわれることがある。トリックスターとはもともとは文化人類学の用語で、「神話や物語の世界で秩序をみだして物語を引っかき回す、いたずらっこ」をそう呼ぶ。
 
 トリックスター的な役を説得力を持って演じる女優が出現したとき、観客は心を奪われる。
 トリックスター的な魅力を持つ演技派として注目されるようになった女優としては、蒼井優、吉高由里子、剛力彩芽、門脇麦らを挙げることができる。
 
 映画『少女』で佐藤玲が演じている「紫織」という役もまた、トリックスター的な存在だ。素顔の佐藤は、ふんわりとした和風な魅力を持った明るい女性で、サランラップやハースストーンのCMでは素顔に近い魅力を見せていたが、この映画では、そうした今までのイメージとは違う、強さを発揮している。佐藤の演技を高く評価した三島有紀子監督は、紫織の出演シーンを増やしたという。
 
 今、トリックスター的な魅力を持つ20代の女優に対する、ニーズが高まっている。佐藤玲のほかでは、吉岡里帆や岸井ゆきのも同じようにトリックスター的な役柄がよく似合う。時代が、彼女たちのようなタイプの女優を求めていると言っても過言ではないと思う。 確実に、風が吹いている。

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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