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高梨臨はいまもっとも新「国際派女優」として注目を集める知性派

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女優評論家・高倉文紀が分析する”月刊”ニッポン女優総研リポート
高梨臨はいまもっとも新「国際派女優」として注目を集める知性派

高梨臨 (たかなし・りん)
1988年12月17日生まれ
千葉県出身
公式サイト⇒ スターダストプロモーション所属
ブログ⇒ 高梨臨オフィシャルブログ

 最近は日本のカルチャーがヨーロッパ、アジアをはじめ、世界各国へ発信されて、海を越えて支持されているアーティストが増えているが、女優の分野で国際的な活躍が期待される、旬の存在といえば、2013年春クールの『放課後グルーヴ』(TBS系)で主演した高梨臨だ。連ドラは初の主演だったが、映画など各界で既に高い評価を得ている女優だ。

 イランの巨匠、アッバス・キアロスタミ監督がメガホンを取った主演映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』は2012年のカンヌ国際映画祭コンペティション 部門にノミネートされ、この作品の演技で高崎映画祭最優秀新人女優賞に輝いた。

 この賞は、過去には尾野真千子・柴咲コウ・宮崎あおい・安藤サクラらが受賞 して、実力派女優への登竜門として知られる。高梨はさらに、11月22日公開される、東京駅を舞台とした映画『すべては君に逢えたから』に主演。2014 年に全世界で公開予定の日本とインドネシアの合作映画『KILLERS』でもヒロインを演じている。


 彼女はこれまで、映画のほか、ドラマでも『カラマーゾフの兄弟』『ネオ・ウルトラQ』などで個性的な役柄を演じてきた。個性の強い役を演じながらも、彼女の演技には、包み込むようなしなやかさがあり、ヒロイン女優らしい風格が印象的だ。

連ドラ初主演『放課後グルーヴ』で支持層が拡大

 

  『放課後グルーヴ』での主演で、その魅力にはじめて触れた人も多いようで、ドラマ放送開始の1ヶ月後に始まったタレントパワーランキングの2013年5 月度調査では、ほとんどの年代で認知度が大きく上昇を見せた。特に25~29歳女性の認知度が高く、2013年2月度調査と比べて認知度が16ポイント アップして、約22%まで上昇している。



 演じる役の強いインパクトとは対照的に、その素顔は、親しみやすく明るい人柄で、知性派の要素もひめる。

 比較的最近にはじめたという趣味の将棋も、めきめきと腕を上げて初段に認定され、2013年4月にはプロ棋士とコンピュータが対戦するニコニコ生放送の 「将棋電王戦」にゲスト出演して話題を集めた。将棋が好きというだけあって、理知的で、頭の回転が早く、所属事務所の担当マネジャーによると、ドラマや映 画のせりふを覚えるスピードも非常に早く、台本をもらって数回読むと、全体が頭のなかに入っているという。

図表ー1高梨臨 時系列(女性25~29歳)



 タレントパワーランキングのWEB版には、それぞれの女優がどのようなイメージを持たれているかを調べたイメージワード調査の結果から、グラフの分布が相似する女優を4名までコンピュータがはじき出す機能がある。


 高梨臨に対しての男性の回答結果における相似タレントとしては、比嘉愛未・新垣結衣・堀北真希・本仮屋ユイカの4人の名前があがった(左下の表)。高梨 も春ドラマで教師役を好演したが、比嘉らこの4人も教師や医師を演じることが多く、知的で優等生のイメージがある。彼女たちの人気を見てもわかるように、 最近は好みの分かれる破天荒なキャラクターの女優よりも、まじめで好感が持てる女優のほうが支持される傾向が強く、高梨のような知性を感じさせる女優の ニーズは高い。


 CMでも、「ビューカード」などに出演して好評。新垣結衣・吉高由里子ら同じ1988年生まれの主演女優と比べて、まだ色がついていない新鮮さがあり、企業としの起用メリットは大きく、CM出演が今後さらに増えそうだ。



 なお、筆者が高梨臨にインタビューした『日経エンタテインメント!』2013年5月号”NEXTBREAKERS”の記事は、日経トレンディネットに転載されている。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130403/1048498/


この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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