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10代男女が注目する旬の女子アナとは?

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女優評論家・高倉文紀が分析する”月刊”ニッポン女優総研リポート 
連載コラム=女優発掘のヒント 10代男女が注目する旬の女子アナとは?

 タレントパワーランキングが調査しているジャンルのひとつに、女性キャスターがある。昨今、テレビ視聴率が全体的に伸び悩む中、制作費削減もあって、自局の社員であるアナウンサーを今まで以上に番組に起用するケースが増えている。その結果、視聴者の目にとまる場所も増えて、人気女子アナが多くなっている。


 データ結果から算出された女性キャスターのパワースコア(認知と誘引の結果をもとに、そのタレントのパワーを数値化したもの)は、単に「人気のある女子アナ」がわかるだけでなく、女優発掘のためのヒントが、そこに隠されている。

 2013年度5月度調査で、女性キャスターのパワースコアのランキングを年代別に見ると、年代によってその顔ぶれは大きく異なる。

 たとえば、20~24歳男女では1位は元フジテレビで現フリーの高島彩、2位は4月からニューヨーク支局に異動した大江麻理子(テレビ東京)、3位が元日テレで現フリーの夏目三久。25~29歳男女では1位が大江麻理子、2位・3位にはフリーの滝川クリステル、西尾由佳理が同率で入り、顔ぶれはやや新鮮度に欠ける。


 30~34歳男女では、1位は高島彩、2位はTBSを退社した青木裕子、3位は夏目三久、以下も小島奈津子、滝川クリステルとフリーが5位までを独占した。

 これらのフリーキャスターのなかには、最近は活動がそれほど多くない人もいて、フリーになる前までのテレビでおなじみだった時代に蓄積された知名度の高さが、今もパワースコアの高さに残っている。

 これに対して、フレッシュな局所属の女子アナへの関心の高さを示しているのが、10~14歳男女で、1位に『ヒルナンデス!』『幸せ!ボンビーガール』などを担当して親しみやすい美人アナとして急上昇している日テレ入社4年目の水卜麻美、6位にフジのカトパンこと加藤綾子と、『めざましテレビ』の皆藤愛子(フリー)。そのほか、10位にフジのショーパンこと生野陽子、12位に『サンデー・ジャポン』でブレイクした田中みな実(TBS)、16位にテレビ朝日の次世代エース女子アナ候補の呼び声が高い竹内由恵、『行列ができる法律相談所』などの人気番組を担当する入社3年目の徳島えりか(日テレ)と上位に20代の若手が多数入っている。水卜麻美は15~19歳のパワースコアでも2位に入っている。

 このデータから見えてくるのは、10歳の男女という年齢層が、テレビに登場する新しい人物に敏感に反応して、高い関心を持っているということだ。


 このことは、女優の分野にも応用できるのではないだろうか。年齢が高くなるほど、女優に対する嗜好は、保守的な傾向を見せて、あまり劇的には変化しない。新しい女優をドラマや映画、CMなどに起用して、「旬のインパクト」で注目をひこうとするなら、その女優の年齢にかかわらず、10代をターゲットにすると、有効性が高そうだ。

 

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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