タレントパワーランキング

タレントパワーランキング|株式会社アーキテクト

「神7」入りした須田亜香里は女優としても成長中

TV番組観覧・番組に参加したい人にお薦め!

女優評論家・高倉文紀が分析する”月刊ニッポン女優総研リポート” この若手女優が注目されている理由 「神7」入りした須田亜香里は女優としても成長中

須田亜香里 (すだ・あかり)

1991年10月31日生まれ

愛知県出身

公式サイト⇒ AKS所属

ブログ⇒ オフィシャルブログ

 2016年6月18日に新潟で開催された第8回AKB48選抜総選挙では、一昨年に10位まで急上昇しながら昨年は18位にランクダウンして涙したSKE48の須田亜香里が、選抜メンバー復帰を果たしただけでなく、自己最高の7位となり、前田敦子・大島優子ら現在はグループを卒業したかつての人気メンバーたちがかつて「そこにいた」場所であり、AKB48界では「神7」と呼ばれる上位7位までに初めて入った。

 須田亜香里は、2009年、SKE48に3期生として加入。握手会に来てくれた自分のファンひとりひとりの名前や特徴をノートに書いて覚えて会話をかわす神対応で人気を集めた。2013年には『関ジャニの仕分け∞』(テレ朝系)に、バレエで鍛えた体の柔らかさを生かし「軟体アイドル」としてゲスト出演するようになって、全国的に知名度が上昇。タレントパワーランキングの2013年5月度調査では男女全体・全年齢で8.7%だった認知度が、2014年2月度調査では14.4%まで上昇して、特に10代前半や20代後半の女性の認知度はこの時点で30%まで上がった。今回の総選挙で話題を集めたことで、次回の調査では幅広い年齢層で認知度が上昇しそうだ。

 2016年の総選挙で「神7」の位置まで順位を伸ばした要因はいくつかあるが、最大の理由は、この1年で彼女自身が内面的にも大きく変化して、今までとは違う魅力を開花させたからだと思う。


 筆者が須田亜香里と対談形式でインタビューした雑誌『girls!』47号でも彼女は、「人間らしさをちゃんと出せてるな、って思います。前はアイドルとして自分は何をしたらいいんだろう、ということにとらわれすぎてた。上を目指すことはしていたと思いますけど、自分自身を冒険させることがなかった」と語っている。


 去年の総選挙をきっかけに自分をみつめなおした彼女は、のびのび活動するようになり、本音で話すようにもなって、2015年3月から出演するようになった大阪・MBSのラジオ番組でも素直なトークが好評を集めている(現在は『ゴチャ・まぜっ天国!』にレギュラー出演)。


 今までは意識的に、あまり表に出さなかった、もともと持っていた彼女の人間的な魅力がどんどん出てくるようになって、須田亜香里ファンはさらに彼女のことが好きになり、新たなファンも増えた。

 この1年の須田亜香里は、女優としての活動も目立っていた。2015年秋には、AKB48グループのメンバーが週替りで主演する『AKBホラーナイト アドレナリンの夜』(テレ朝系+テレ朝動画/ビデオパス)の中の「スープ」という作品で、ラーメンスープに煮こまれるというシーンをドラム缶に入って熱演。ネット配信限定のエピソードながら、ファン投票で8位に入った。また、2016年4月にはミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』で主演を務めた。


 今まで世間ではバラエティのイメージが強かった彼女が、女優としての素質を見せ始めたことで、新しい魅力を感じ、ファンになった人も少なくないはずだ。

『girls!』の取材でお会いした時に、筆者は彼女に、近いうちに、この月刊タレントパワーランキングのコラムで、女優としての須田亜香里について文章を書くことを約束した。今こうして、その約束を果たすことができた。


 SKE48元メンバーの松井玲奈がつかこうへいの名作舞台『新・幕末純情伝』に主演したり、現在のSKE48を牽引する松井珠理奈が2016年7月クールのTBS系『死幣』で連ドラ初主演するなど、先輩たちが女優として活躍しているが、それに続く存在として、須田亜香里も女優としての輝きを増していくに違いない。

「瞳の中のセンター」から、「瞳の中のヒロイン(主演女優)」へ。彼女の新たな冒険が、始まった。

認知度男性
認知度女性

 

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

コメントタイトル

*
*
* (公開されません)

空いた時間でモニター体験してみませんか?