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新海誠監督最新アニメ映画『天気の子』でヒロインの声を担当する森七菜が「ヒロインのプレッシャー」を感じなくなった理由

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旬の女優インタビュー 森七菜・前篇

©2019 「天気の子」製作委員会

 7月19日に公開されるアニメーション映画『天気の子』でヒロイン・天野陽菜の声を担当しているのは、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日テレ系)でも注目を集めた17歳の新鋭・森七菜。令和時代を担う新世代の女優として高く評価されている彼女が、大ヒットした『君の名は。』に続く新海誠監督の最新作として注目されるこの映画で、その才能の片鱗を見せる。”祈る”ことによって空を晴れにする不思議な力を持った「100%の晴れ女」陽菜を、どのように演じようと考えたのかを聞いた。

雨の匂いを感じるようになりました

――『天気の子』は、大きな注目を集めている映画です。そのヒロインの声に選ばれて、プレッシャーはありましたか?

新海監督の作品で自分がヒロインをやるなんて思ってもみなかったので、最初はプレッシャーがありました。でも、アフレコが始まって、だんだん「私が陽菜なんだ」という決意や自覚のようなものが生まれたので、今はもうないです。新海さんも「七菜ちゃんが陽菜だから」と声をかけてくださったので、自信につながりました。

――『天気の子』のオーディションについては、どんなことを覚えていますか?

オーディション用の台本に「ここはこういうふうにする」とたくさん書き込んで、ケータイにセリフを吹き込んで猛練習しました。今でもケータイに、自分の声がたくさん残っていると思いますが、今聞くと、きっと恥ずかしいでしょうね。オーディションでは、新海さんが相手役の帆高の声をやってくださったんです。そのことに緊張するかなと思いましたが、監督は演技がとてもお上手で、やわらかい方なので、リラックスしてできました。

――ドラマや映画で演技をするときとは、違いましたか?

全然違いました。表現のアプローチの仕方が違っていてってアプローチという言葉の正確な意味がわかっていないままにニュアンスだけで言ってますが(笑)、陽菜の顔の表情に寄り添っていかないといけないですし、すべての感情を声に乗せないといけないので、難しかったです。しゃべってみたものを自分で聞いてみたら想像以上に抑揚がなくて、最初は苦戦しました。でも、時間をかけて丁寧にやらせていただいたので、最後は自分でも成長したなと思えるくらいになりました。

――今回の作品に出演するまで、自分自身の声については、どう感じていましたか?

身近な人や有名人やキャラクターのものまねをよくしていて、声を出すのは好きだったので、声を活かしたお仕事ができて、うれしいです。予告編を見たまわりの人たちに、「何回聞いても七菜の声だとは思えない」と言われました。

――自分自身で聞いて、どう思いましたか?

自分の声じゃないみたいで驚いて、客観的に見ていました。でも最近は、陽菜に似てきたとよく言われます(笑)。普通に話していると、「今、陽菜だったね」と言われたり、笑い方が陽菜に似てきたよと言われたり。

©2019 「天気の子」製作委員会 メイキング映像

――今回演じたヒロインの性格は、自分自身に似ていますか?

陽菜という役は、気まぐれで、お姉さんっぽくて、積極的です。気まぐれというところは自分との共通点だと思いますが、それ以外の2つは自分とは真逆かなと。台本を読んでいて、「そこでそれを言うんだ」と思ったり、理解するのが難しい部分もありましたが、一歩踏み込んでいくと、どんどん気持ちが陽菜に侵食されていって。いっしょにいると似てくる、っていうのがよくありますよね。それと同じで、陽菜も私も、作品といっしょに成長して、ずっと一心同体でいっしょにいたから、だんだん似てきたという感覚があります。

――天気がテーマの映画でヒロインを演じたことで、天気に対する関心は高くなりましたか?

最近は『天気の子』のことで頭がいっぱいなので、つねに空を見上げています。お仕事で撮影をしていて、私が外に出たとたんに晴れて「やるじゃん」と言われると、うれしいですね(笑)。いつも大分から東京に通ってるんですけど、飛行機の窓から見える雲がすごくきれいで、カメラを構えているので、カメラロールが空の写真でいっぱいになって、全体が青くなってます。最近は、雨も好きになりました。雨の匂いも感じるようになって、雨上がりのお散歩が好きになりました。

後篇では森七菜さんの素顔に迫ります(7月22日配信)

■映画『天気の子』
2019年7月20日(金)全国東宝系ロードショー
原作・脚本・監督:新海誠
音楽:RADWIMPS
声の出演:醍醐虎汰朗 森七菜
       本田翼 / 吉柳咲良 平泉成 梶裕貴
       倍賞千恵子 / 小栗旬
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:田村篤
美術監督:滝口比呂志
©2019「天気の子」製作委員会

森七菜(もり・なな)
誕生日 2001年8月31日
出身地 大分県
所属事務所 アーブル
公式サイト http://ar-bre.jp/talent/nanamori.html
公式インスタグラム https://www.instagram.com/morinana_official/

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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