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ドラマ『ブラック・スキャンダル』にレギュラー出演する野村麻純が、本格的に開花する日は近い

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旬の女優インタビュー 野村麻純 前篇

 10月からスタートした『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日テレ系)は山口紗弥加が芸歴約25年にして初の連ドラ主演を務めて注目を集めているが、このドラマにはもうひとり、注目してほしい女優が、出演している。山口が演じている主人公と同じ芸能プロダクションでマネージャーをしている田澤美樹役を演じている野村麻純だ。彼女は2011年に女優デビューして、『11人もいる!』(テレ朝系)、『とと姉ちゃん』(NHK)、『嘘の戦争』(カンテレ・フジ系)、『トットちゃん!』(テレ朝系)、『透明なゆりかご』(NHK)などに出演してきた。現在、27歳。これまでさまざまな役で助演してきた彼女が、今回のドラマで女優としての力を蓄えて、2019年、大きく飛翔するはずだ。ヒロイン女優として彼女が輝く日へのカウントダウンは、既に始まっている。

PART1 ドラマ『ブラックスキャンダル』について/演技について

オーディションで4姉妹を全部ひとりで演じたことがあります

©ドラマ『ブラックスキャンダル』

――『ブラックスキャンダル』のオンエアが始まりましたが、今回のドラマの撮影現場は、どんな印象ですか?

監督さんもプロデューサーさんも以前お仕事をご一緒させていただいたことがあるので、本番が始まる前に監督から「麻純、出せよ」って言われました。台本にないものを、どんどん出していきなさいと。第1話の最初の登場シーンも、台本にはセリフが書いてなくて、アドリブでした。前はどうしても台本に書かれた枠の中だけでとらえることが多かったのですが、監督に「もう少し台本の隙間を見ていくようにやってごらん」と言われました。すごく鍛えられています。もう1回、新人のような気持ちで、1から鍛え直されている感じが、今回のドラマにあります。だから毎回、現場に入るとどきどきしているんです。

――そういうふうにその場のアドリブで演じるというのは、やっていてどうですか?

やっぱり、ちょっとビビります。でも、そこも監督はお見通しで「恥ずかしがってんじゃねーよ」と言われるので(笑)、確かに私が演じている美樹は強気な役なので恥ずかしがって言ってはいないはずだから、思いっきり突っ込んでいくしかないです。

――共演者の方々と何かお話はしましたか?

共演者のみなさんが、演技の技術だけじゃなくて、コミュニケーションのとり方もすばらしい方々ばかりなので、私もそこに追いつかなきゃ、って最初のうちはあっぷあっぷしてました。クランクインして2日目くらいに、私はこの中で自分のお芝居ができていないなと劣等感を感じて、不安になってしまって、共演者のみなさんに「緊張しないんですか?」とかいろいろ質問してしまいました(笑)。演技に対する取り組み方も、お話をうかがっています。今は、みなさんに支えられながら頑張ってます。

――演技に興味を持ったのは、いつ頃だったのですか?

私は一人っ子というのもあって、小さい頃からテレビを見るのが好きで、ドラマを観ながらお芝居のまねをしていました。子供の頃から本を読んだり、創作や表現の世界に触れあってきて、短大に進学して、小説・絵本・俳句短歌といった創作の授業をたくさん取ってました。就職活動をして、文章を書く仕事の会社から内定をもらっていたんですけど、「これで本当にいいのかな」と自分の進路をもう一度考えたときに、自分自身を使って表現してみたいなと思って。そうなると、その選択肢以外になくなってしまって、小さい頃からずっとドラマが好きだったし、演技をしたいなと。人生は1回きりなので、やらずにはいられないことかなと感じて、今の事務所に応募しました。

――演技を始めたばかりの頃のことで、記憶していることは。

最初の頃、オーディションで、台本をもらって、4人姉妹のどれでも好きな役を演じていいですよと言われましたが、私は全部やりますと答えて、ひとりで演じたことがあります。そのときは、オーディションのやり方とかについても何も知らないから、「できます」「やります」という勢いがありましたが、いざお仕事として演技を始めることなって、難しいなと感じました。「どうしたら見ている人に伝わるんだろう」というのを考えることに必死で、頭の中がキャパオーバーしていた気がします。私は21歳になる年にデビューしたので、ほかの女優さんよりも比較的遅いスタートで・・・最初はついていくことに必死でした。でも、演じることが楽しかったので、ずっとやめられないだろうなと思いました。特に、事務所に入った年に演じた『11人もいる!』というドラマが、演技をすることの楽しさを教えてくれました。

――こうして演じてきて、演技について、どう感じていますか?

楽しいけど、難しいです。「こんなんじゃだめだな」と落ち込むときもたくさんあるし、演じている人はひとりずつ違うので比べてはいけないのに、人と比べてしまうときもある。事務所の先輩の広末涼子さんにも「麻純ちゃんは、まじめすぎるんだよ」と言われましたが、どういうふうにしたらまじめでなくなるのかがわからなくて(笑)。手を抜くということはできないし、何もしないままに現場に行ったら何もでないだろうから、ちゃんと準備をしていかないと不安になるし、どうしてもまじめにやっちゃうなあ、と考えているうちに28歳になってました(笑)。もっと自信を持って、自分らしさを演技にも活かしていきたいです。そして今がまさにその挑戦ができているタイミングだなと思っています。

PART2 もっと野村さんのことを深く知るためにいろんな質問をしてみました

鹿児島弁を聞くと、にこっと笑顔になります

Q 東京で生活するようになった頃、どう感じましたか?

短大に入るときに進学で上京してきましたが、東京のにおいが地元とは違うなと思いました。東京に来てから花粉症にもなりましたし、慣れるまで時間がかかりました。最初の頃は、鹿児島の実家に帰ると、時間の流れがゆっくりなので、東京で私は生き急いでるのかなと感じてたんです。でも、この前、鹿児島に帰ったときに、ゆっくりすぎると感じて、やっと東京の時間の流れになじんてきたんだなと思いました。もちろん、鹿児島は大好きですし、今でも大切に思ってますが、今の私には東京で生きるスピードがちょうどいいのかなって。

Q その生まれ育った鹿児島県は、どういうところが好きですか?

鹿児島の人が大好きです。みなさん、あいさつをよくしますね。鹿児島弁を聞くと、ほっとして、にこっと笑顔になります。こっちにいる鹿児島の友達と話すときは、鹿児島弁になります。鹿児島にも、いつか恩返しがしたいです。

Q 1990年生まれなので、TOKYO2020が開催されるときにはちょうど30歳になりますが、どんな30歳になっていたいですか?

30歳は、楽しいことしかないだろうな、って勝手にイメージしていて、楽しみです。そのときに本当に楽しくするために、今を頑張らないとなって。

後篇では野村さんの素顔に迫ります(10月23日配信予定)。

 

■ドラマ『ブラックスキャンダル』
毎週木曜23時59分から放送中(読売テレビ・日テレ系)

 

 

野村麻純(のむら・ますみ)
誕生日 1990年10月10日
出身地 鹿児島県
所属事務所 フラーム
公式サイト http://www.flamme.co.jp/MasumiNomura/
公式ブログ https://ameblo.jp/flamme-masumi-nomura/

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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