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旬の女優インタビュー 黒島結菜 前篇

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12月13日公開の周防正行監督最新映画『カツベン!』にヒロイン役で黒島結菜が出演

 

(C)2019「カツベン!」製作委員会

『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』『舞妓はレディ』などのヒット作を生んできた周防正行監督の5年ぶりの最新映画『カツベン!』が12月13日に公開される。この映画で、成田凌が演じた活動弁士を夢見る主人公の初恋相手で、女優を夢見るヒロインの栗原梅子を演じているのは、1月からNHK朝ドラ『スカーレット』にも出演する黒島結菜。抜群の演技力と、しなやかな純和風な存在感が支持されている彼女に、2回にわたって話を聞く。

 

ふっと役が降りてくる感じがありました

 

──『カツベン!』はオーディションで出演が決まったそうですが、オーディションのときには周防監督とどんなお話をしましたか?

 

台本から抜粋したシーンを2度演じた後に、監督が「黒島さんは写真が好きで、よく撮っているそうですよね。どんな写真を撮っているのですか?」と聞いてくださいました。監督も映画の撮影現場でカメラを持ち歩いて写真をよく撮られているので、写真の話で盛り上がってるうちに、「あれっ、オーディション、終わちゃった」と思ったくらいに(笑)、楽しくお話したことを覚えています。

 

──『カツベン!』の撮影で、新しい挑戦と感じたことはありますか?

 

活弁をするシーンがあったので、成田凌さんと一緒に1カ月くらい練習しました。私は弁士ではなくて女優の役なので、あまり本物の弁士っぽくはならないようにしましたが、それでも低い声と高い声を使い分けないといけなかたので、その2つの使い分けだけでもたいへんなのに、もっと多くの種類の声を出す弁士の人は大変だなと思いました。

(C)2019「カツベン!」製作委員会

 

──無声映画時代の女優さんを演じるというのは、どうでしたか?

 

劇中劇も撮影しましたが、無声映画は口の動きはなんでもよかったみたいで、実際に当時の撮影現場で役者さんがやっていたのと同じように、どんなセリフでも「いろはにほへと」と言いながらやっていました。不思議な気持ちで、新鮮でしたね。それと、白黒映画なので、顔を真っ白に、口唇を真っ赤に塗って撮影しました。昔はそうやって映画を撮影していたんだと思うと、体験できて、うれしかったです。

 

──今回演じた梅子という役は、どういう女性だと感じましたか?

 

彼女は女優をやめようと思っていて、どこか人生をあきらめていて達観している不安定さがありますけど、その一方で、まっすぐでピュアな部分もある難しい役なって。でも、演じていて、すんなりと役を受け止めることができましたね。悩んだりもしましたが、どちらかというと、ふっと役が降りてくる感じがあって、そこで出てくる気持ちのまま演じればいいんじゃないかなと。

 

──撮影現場は、どんな雰囲気でしたか?

 

すごく楽しい撮影現場でした。活動写真小屋「靑木館」の館主の奥さん役の渡辺えりさんがムードメーカーでしたが、えりさんは私が出演したドラマを見てくださっていたみたいで、撮影中もずっと私の隣りにいてくださって、「この子は、こうこうこういうドラマに出ていて、すごく素敵な女優さんで、私、ファンなのよ」とまるで私のマネージャーかのように、いろんな方に言ってくださっていました(笑)。

 

──完成した映画を見た感想は?

 

めちゃくちゃ面白かったです。私は、ふだんは役が決まって台本を読むときは、自分の役のことやほかの役との関係が気になってしまって、そこを中心に読むことが多いですけど、『カツベン!』は台本を読んでいるときから、1つの物語として楽しんでいました。完成した作品を見て、感動して、今までにはなかった映画だなって思いました。

 

後篇では7つのキーワードをもとに黒島さんの素顔に迫ります(12月16日配信)。

■映画『カツベン!』
2019年12月13日公開
出演 成田凌 黒島結菜 永瀬正敏 高良健吾 音尾琢真 竹中直人 渡辺えり 井上真央 小日向文世 竹野内豊 ほか
監督:周防正行
(C)2019「カツベン!」製作委員会

 

黒島結菜(くろしま・ゆいな)
誕生日 1997年3月15日
出身地 沖縄県
所属事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
公式サイト https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/213#/news/0
公式インスタグラム https://www.instagram.com/yuinakuroshima/

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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