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SKE48・大場美奈が映画『地獄少女』で女優としての素質を開花

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旬のアイドル&女優インタビュー 大場美奈(SKE48) 前編

(c)地獄少女プロジェクト/2019映画『地獄少女』製作委員会

  11月15日に全国公開される映画『地獄少女』(監督:白石晃士、ギャガ配給)で人気アイドルの御厨早苗役を演じているのは、SKE48のメンバーで2018年のAKB48グループ世界選抜総選挙では8位にランクインした大場美奈だ。アイドルとしては今年で活動開始10周年を迎えるベテランだが、ここにきて舞台『ハケンアニメ!』(10月の大阪公演に続き、10月31日から11月14日まで東京・紀伊國屋ホールで上演)で主演するなど、演技の分野での活躍が目立っている。

 アイドルとしての活動が中心で、これまでは「女優」というイメージはあまりなかった彼女が、映画や舞台で活躍するようになったのは、決して「不思議なこと」ではない。華があって親しみやすいビジュアルと、10年のアイドル活動を通じて培ってきた表現力があるだけに、むしろ女優向きの存在と言える。インタビュー前篇では、「女優・大場美奈」にスポットを当ててみたい。

SKE48の若手が女優に憧れるように、道を見せてあげたい

(c)地獄少女プロジェクト/2019映画『地獄少女』製作委員会

 

──映画『地獄少女』がもうすぐ公開です。

職業はアイドルなので自分と同じなんですけど、演じた早苗は今の自分ではとうてい想像できないような絶望感の中にある役だから、撮影に入る前には「難しいかな」と思ってました。でも、監督が体現して説明してくださったので、すごくわかりやすくて、あっというまに撮影が終わっちゃいました。私はなにしろ地獄は見たことがないので、どういうものなのかわかりませんが(笑)、白石監督が考える地獄についてすごい熱量を持って細かく指導してくださって。

──白石晃士監督とはどんなお話をされたのですか。

もともと私は白石監督の作品を見ていたので、『地獄少女』のオーディションを受けたときに、その話をしました。だから、撮影が始まるときも、監督に「よろしくね」と言っていただいて、緊張というより、「これから白石監督の作品でお芝居ができる」というのが楽しみでワクワクしてました。

──どのように演じようと思いましたか?

これから明るい未来が待っていた早苗は、ステージの上である悲劇に見舞われて、その様子をファンの人たちに目撃されて、ネットでも大きなニュースとして多くの人に知られてしまいます。それは彼女にとって、すごい絶望で、未来を遮断されたのに等しいと思います。そこから事件を起こした人に対する恨みで生きていくことを決めた瞬間に、ある意味では、逆に今までよりも強くなったとも言えるので、その強さを表現したいなって。

──ライブシーンもありますが、劇中で歌うというのは、やってみてどうでしたか?

いつもとは、まったく違う感覚でした。ただ、ダンスの指導を担当されたのは、ふだんAKB48を手伝っていただいている顔見知りの先生だったので、やりやすくて、すぐに覚えました。これから何があるのかがわかっているので、ドキドキしましたね。でも、これから起こることに身構えるのは、お芝居の中ではよくないことだなと思ったので、未知なる新しい曲に乗せて、会場に向けて少しでもかわいいと思ってもらえたらいいなという、御厨早苗の気持ちで、望んでいました。

──演技には、前から関心があったのですか?

最初はわからないままにやっていました。いつからか、演じることが「楽しいな」と思うようになって。ずっと何年もアイドルとして生活してきて、お芝居のお仕事の現場に入ると、その期間だけは別の女の子としての生活をするというのが、すごく楽しくて。言われるままに演じるのではなく、自分で「こういうふうにやったら、どうかな」と考えるようになったのは、コント番組(『サタデーナイトチャイルドマシーン』・2013年日テレ系で放送)で脚本・演出の福田雄一監督とご一緒したときで、監督の無茶ぶりがものすごくて。そこからですね、お芝居について、やり方や技やいろんなことを知りたいと思ったのは。いろんなことがわかった上で、現場が経験できたら、もっと楽しいんだろうなと思って。

──SKE48やAKB48はほかにも多くのメンバーが、お芝居の分野でも活躍しています。女優という面で、刺激を受けたメンバーはいますか?

前田敦子さんや大島優子さんになると先輩すぎて憧れの先輩というイメージですが、身近にいた川栄李奈や島崎遥香だったりは、素の彼女たちを知っているから、ふだんのしゃべり方とはお芝居をするときに変わっているのがわかるので、たとえば怒りのお芝居をするときにはこういうスイッチを入れるんだなと感じたり、映像で見て勉強になりますね。

──今度は、『地獄少女』をSKE48の後輩たちにも見てもらって、自分もお芝居をやってみたいと思ってほしいですよね。

私たちの世代がグループに入った頃は、前田さんや大島さんがドラマや映画に出ているのをよく見ていたので、けっこう女優志望のメンバーが多かったんです。でも、最近はお芝居が難しいものというイメージで、苦手意識を抱いているメンバーが多いような気がします。SKE48では須田亜香里ちゃんがバラエティで活躍して先輩としての道を示していますが、私はお芝居という道をSKE48の若いメンバーに見せてあげたいなって。ハマったらすごく楽しい世界だと思うので、「私でもできるかも」「お芝居、やってみたい」と思ってもらえたら、うれしいです。

後篇では「SKE48の大場美奈」について、「素顔の大場美奈」について聞きます(11月15日配信)

■映画『地獄少女』
2019年11月15日全国ロードショー
監督・脚本:白石晃士
出演」玉城ティナ 橋本マナミ 楽駆 麿赤兒 森七菜 仁村紗和 大場美奈(SKE48) 森優作 片岡礼子 成田瑛基/藤田富 波岡一喜ほか
配給:ギャガ
(c)地獄少女プロジェクト/2019映画『地獄少女』製作委員会

大場美奈(おおば・みな)
誕生日 1992年4月3日
出身地 神奈川県
所属事務所 ジャパン・ミュージックエンターテイメント
公式サイト http://www.japanmusic.jp/2013/05/post-386.html
公式ツイッター https://twitter.com/mina_ovo
公式インスタグラム https://www.instagram.com/obamina__43/
ヘア&メイク 佐藤淳
スタイリスト 菊地文子

この記事を書いた人

高倉文紀(たかくら・ふみとし)
筆者プロフィール

女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』『girls!』などの雑誌で女優やアイドルを取材・分析。そのほか、週刊誌やテレビ番組へのコメント、映画劇場用パンフレット執筆、企業や芸能プロダクション向けの分析レポート作成なども行なう。
著書に『美少女を探せ』(JICC出版)、『テレビドラマの仕事人たち』(共著・ベストセラーズ)、『少女小説』(共著・双葉社)など。

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